子育てに一体いくら掛かるの? (2)

始まりました第2回。


具体的な計算をする前に設定が必要です。
計算を簡単にするためにややこしいことは省きます。面倒なのです。

子どもと接するのは母親だけということにして、簡単にしましょう。
また、18歳までということにします。高校卒業したら巣立たせましょう。
いつまでもすねをかじる訳にはいけません。かじりすぎてなくなるかもしれません。
だから18歳がちょうどいいと考えました。
前回のサイトでは22歳になっていましたから、比較にはならないかもしれません。

さて、そのデータはどこから出てくるのかというと、日本には
国立女性教育会館」という団体がございまして、その団体が調査をしています。「家庭教育に関する国際比較調査報告書」というものを発行しているので、その中にあるデータを使用します。
しかし、13歳以上のデータが探しきれなかったので、グラフを作成してそのグラフがおかしくならない程度に数字を考え計算しました。恣意的なものになるので信頼性はありません。

時給は、平均的な所得を時給に換算して考えます。女性の所得は平均的な所得より低いのではないかという声もあるかもしれませんが、関係ありません。差別はいけないのです。

厚生労働省によるデータだと688.5万円。ちなみにこれは児童がいる世帯。
要するに
時給=688.5万円÷12ヶ月÷30日÷8時間
という計算方法で算出。結果は2391円。あとは接する時間だけです。
画像にある数字を使います。


計算方法として
子どもと接する時間×時給×8時間×30日×12ヶ月
という感じにします。


結果は

1億1034万0731円25銭


なんということでしょう。計算はすべて計算機で行ったので間違いはないはず。
接するというひとつの条件だけでしたが、様々な要素を含む計算よりはるかに大きい数字です。


次回は感想を述べたいと。


■子育てに一体いくら掛かるの?
(1)(2)(3)